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ろんだいえん [読書メモ]

 なんだこのアジ文!


ろんだいえん―21世紀落語論

ろんだいえん―21世紀落語論

  • 作者: 三遊亭 円丈
  • 出版社/メーカー: 彩流社
  • 発売日: 2009/06
  • メディア: 単行本



 いや、つまらないわけじゃなく、むしろ面白いんだけど、高座と同じ120%の熱演がどうにもアジられている気分にされてしまうのですよ。
歯に衣着せぬ物言いは「御乱心」よりも激しい。新作落語の第一人者として認められてはいても、古典に対する新作のルサンチマンは激しいのね。
 「御乱心」と対で読みたいねぇ。

 っていうのが第一部の感想。第二部以降は新作落語論や、ギャグ論になっていく。円丈師の分析や観察、批評力は実に高く、ためにところも多い。というか話芸の技術論としてはなかなかのものではないだろうか。
タグ:落語
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